螺ス倉庫

ほぼ倉庫

うぬぬ

うーんこのかめの感を誰かにわかってほしい・・・


いやー、寒いですね
おふとんからでられないですwww
これからどうなるんだろう・・・この調子で寒くなっていったら
クリスマスは雪降ったりするかなー、奈良は無理かな

紅白!リンホラでるんですってね!
それ知った瞬間うーさん!って思いましたw
最近はガキ使観ながら年越ししてるんですけど、とりあえずリンホラの時だけ
チャンネルかえるかなんかしてイェーガーしないとなーって思ってますw


それにしても12月がこんなに鬱なのははじめてですー
いよいよ就活スタートか・・・何もしてない←
うーん・・・なるようになる・・・がんばろ・・・


で、モンハンの話!
村クエ緊急のグラビモス倒しました!
ダレンモーランから作った武器使ったら楽勝でした!!
あとレイアさん装備そろえたんでもう火器厳禁じゃないですよ!ww
それからジンオウガ狩って、1ランク下の2頭狩りやってーみたいな感じで
ちょいちょい進めましたー
また通信したいなー

モンハンは装備集めるのが好きです
狩ったモンスターのイメージを崩さない感じのあの素材感というかなんというか
あの武器や防具のデザインがめっちゃ好きです!
だからついつい装備作ってしまいます・・・
レイア装備作るために逆鱗をとるのがんばりましたw
レイアさん乱獲しちゃってごめんね・・・
今はギザミ装備が欲しいです。スキルが魅力的なので。
でも寒気立つクチバシでないし私アジャラ苦手・・・orz
あとあるならサザミ装備欲しい!ツインテかわいい!!

あと、装備によって髪型や髪色も変えるタイプですw
基本片目隠れる髪型か、かめのさん曰くナルトヘアーなんですけど
初期装備、レイア装備→ナルトヘアーの緑髪
ジャギィ→片目ヘアーの藍色髪
フルフル→片目ヘアーの桃髪
って感じで変えてます
ウルクはどうしてたっけか・・・

ちなみに私、モンハンは2ndからです
ビビリのヘボハンターなんであんまり進めたりできなかったけど・・・
最初の方のティガとの遭遇がトラウマすぎるwww
フルフル装備が好きなのも初めてやったモンハンが2ndだからかなー
村で鉱石と虫がタダで獲れるのはホントよかった・・・
ちなみに3rdは受験生だったのでやってないです。温泉浸かりたかった


今年やっておきたいことかー
とりあえず今書いてる途中のマルジャン文をちゃんとクリスマスにアップする!
あと、これは今年じゃないけどまどマギコスした進撃キャラとオリキャラを描きたい!
なっちゃんにさやかコスさせるんだ〜
あ、あと9グラハのキャラ紹介?これは今年中にやっときたいね!
ラッキースケベなコタさん描きたい
それからSABIもカンサイ支部に行く話書きたい・・・









ここからは
ピクシブであげたマルジャン文の言い訳?をさせて欲しいのコーナー

えー、まず小説ルーキーランキング74位ありがとうございます!

あと言い訳じゃないんだけど吐きだしたかったことがちらほら・・・
マルコとジャンが観に行った映画なんだけど、あれ「ホビット」ですw
微妙に展開違うところもあるような気がしますが、モチーフはホビットです
この2人なら観るのは洋画だろ、と思ったのはいいものの最近何観たっけと思い返すと
アニメ映画と邦画のみw
1番最新の洋画の記憶がアレでしたwあと来年続編出るからね!

ていうか座席が後ろの方とかパンフレット買うとかもう私の趣味丸出しで
申し訳ないというか・・・
私の映画見にいくときのスタイルがあんな感じなんですw
基本1人で観に行ってますけど←
ちなみに私はジュース買わないでポップコーンだけ買う派です
イ○ンシネマの塩バターポップコーン本当大好き

でもまあ、あの文章かけてよかったです
○パビニアの歌詞を初めて見たときにマルジャンが浮かんで、いざ曲聴いたら
マルジャンな場面が次々と浮かんだんでこれはかくしかないなと
私に技術があれば漫画で描いてたんですけどねー


話はかわりますが
1月にインテであるコミックシティとやらに行ってみようかと思ってます
イベント初参戦なんでちょっとわくわくしてますw
完全に腐女子ですどうもありがとうございます

いと寒し

なんか一気に寒くなりましたね・・・
というわけでお久しぶりです。スピラでございまする。
なんかパソコンを絵チャのときぐらいしか触ってなかったもんで、
全然更新してませんでしたすみません
その間にいろいろありましたねぇ

うごメモとかうごメモとかうごメモとかね
まぁ仕方ないことなんですけどね、なんでそうやって変なことに使おうとするのかね
楽しく使わせてもらってるんだからさ、悪用しないでよね
おまけに今日、フレンドシアターが復活してる夢見たし

えー、他に2回絵チャに参加させていただきまして
2回ともすごく眠かったけど楽しかったです!また誘ってください!!
で、今季のアニメは
ファイブレイン、ログホライズン弱虫ペダル、ダイヤのA、黒子のバスケディアボリックラヴァーズを見ています
ファイブレインはその・・・まだ録り溜めた1期を見ています・・・
ログホラは直継が好きです!あの大型犬な感じがいい!!
弱ペダはEDがすごく好きです。あと提供のところで遊んでるよねwwwとりあえず今泉くんかわいい
ダイヤはやっと目が隠れてる子が出てきました!こみなとくんでしたっけ?次回は私が唯一何故か名前を覚えている、クリスさんがでてくるようです!
ダイヤのAみてるとかめのさんの絵柄って、これに影響されたのかなーってなんとなく思いました!
もしくは絵柄が似てるのかな?まあなんとなくですけど!!
そういえばはじめてかめのさんのメモみたとき(初投稿のやつ)、
なんとなくダイヤのAっぽいなって思った覚えがあります(笑)
黒バスはチャリアカ組がかわいい!wそんな私は誠凛△が好きです。1番は火神くんだけど
ディアラバはなんか叫べ〜。ある意味毎回楽しみにしてますwヒロインかわいいんだよ!
兄弟のなかではライトくんが好きかな!んふっ!w


そうそう、パソコンをしばらく触ってなかった理由なんですが
前にも言ったかもしれませんが、私の家は部屋数が足りてないので私の部屋がないんですよね
基本的にパソコンは弟が寝てる部屋で使ってるんですが、ただいま弟は受験生でして
弟がその部屋で勉強してることが多いんですよ
で、パソコン持って移動するのが面倒だったりしてパソコン触ってなかったです

あと、携帯がiPhoneさんになりました
まさかdコモさんからでるとは思ってなくて
「dコモからアイフォンでたらかえるわw」とか言ってたんで変えざるをえませんでしたw
ちなみに、私に性能のことは聞かないでくださいねw
数年前のガラケー→アイフォン5cなんで、私の気分はGBA→3DSって感じなんですw
性能うんぬんの話じゃないよ!よくわからないよ!って感じです←

それから、まどマギにはまりました
はまる、というほどではないかもしれませんが、スカパーで全話見て、映画見にいきましたw
色紙はマミさんとなぎさちゃんのでした!マミさんかわいい!!
そんな私は杏さやが好きです。杏さや好きは映画見にいった方がいいよ!!
ほむほむはすごいなー


で、最後に!
ピクシブの方にここで書いたノザプリの小話とようかいらぁめんのお話を投稿しました
あの2つはカテゴライズされ損ねてた気がしたので、自分で見直すときにもいいかなーと思いまして
若干修正したりもしてますが、内容はそのままです
わあ懐かしいと思ってくれた人がいるならまた読んでくださいとか宣伝するというwww
あと化太郎→ミイ子の小話もあった気がするけどあれはどうしようかな
見つけられるかどうかが問題だなー


ジャンフィギュア化しないかなー
あと薄い本を買いました。

あとがきとかもろもろ

SABIの話が思ってたより長くなっちゃったんでこっちにあとがき書きます

この話はキャラ考えたときにぱーっと浮かんでたんですがこんなに長くなるとは思ってなかったですw
簡単に4人の雰囲気分かってもらえるようなーって考えてたんですが、
まぁいっかってなって結局書きませんでした←
あと錆まみれになるソウマが描きたくて(笑)
色塗りは最初は白黒にするつもりだったんですがビミョーなカラーにw
カンサイ支部の方にいとこの人がいる予定です
でも組織の人だけど、年齢的に武器を扱えなかった人ってイメージだから服装はどうしたらいいんでしょうね
タクマさんみたいな白衣とか?でもたぶん仕事が違う気がする・・・(笑)
研究職の人ではない予定ですしーうーん・・・

そういえばアリサの話のときは特に意味もなく「…」使ってたんですけどやっぱめんどくさい!w

あとはカンサイ支部に行って星組、もしくは清掃委員会結成のお話とか書けたらいいなーと思ってます

ソウマとアリサは人前で抱きついちゃったり(アリサが勝手に)とか、
話みたいに抱きついて泣いたりしてるから周りに「付き合ってんのかあいつら・・・!?」みたいな感じで誤解されそうwって勝手に思ってました
でも2人はそれなりに付き合い長いから、仕草とかで何考えてるのかとかなんとなくわかったりするんでしょうね

あ、ソウマが冒頭でピアノをちゃんと弾いてるのは前日に勉強したからですw

ん?これあとがきか?


そういえば、自分についての発見があったんですが、
よくニコ動で作業用BGMとかあるじゃないですか
だから作業用BGM聴きながら絵描いたり文章書いたりしようと思ったんですよ!
これがダメなんだな!!全然集中できないwww
絵描くのはまだいけるんですが文章は全くダメでしたw
私は無音でやるのが1番集中できるみたいですw


あ、今週のお題は「姉妹・兄弟」ですね
私は3つ下の弟がいるわけですが、何故か弟に好みのキャラを把握されてて怖いですw

この前、「これ(Free!)の中で好きなキャラ誰だと思うー?」って言いながらFree!のED見せてたら
「この身長高いほうの金髪(まこちゃんのこと)」って即答されましたw
私の傾向的には凛ちゃんって言うと思ってたのに何故バレたしと思って
「いつもの感じやったらこの赤い奴(凛ちゃんのこと)やと思わんの?」って聞いたら
「そいつがもっと狂ってる感じやったらそいつやったと思うけど、こいつじゃない」って返されましたw

なにこいつ怖いwww

これは血のつながりなんでしょうかねw親には全く好み把握されてないのにww
あ、でも進撃は「リヴァイやろ」って言われました
残念でしたー!ジャンでーす!!
しかも1番最初はコニーが好きでしたー!!

ちなみにうちの弟はライナーとユミル(そばかすの子)が好きです
うちのおかんはリヴァイ兵長が好きです
母に「オーソドックスやな」って言ったら
「でもるろ剣では蒼紫とか好きじゃないで!」と言ってたので誰が好きなのか聞いたら比古さんでした
最強キャラが好きなのか!!


秋のサザコロ祭、イラストは描く気満々だけどメモ描けるかなー
できれば描きたいなー

SABI 少女の記憶

1番古い記憶の中にあるのは広い広い屋敷。
そしていつも傍にいてくれる少年の姿。


広い屋敷の一角からは拙いピアノの音色が鳴り響いている。
その音色を奏でるのは幼い少女の小さな手。
どこかぎこちないメロディーはいつも同じところで止まってしまっていた。
「あーもうまたダメ!」
ピアノを弾くのを止めると少女、アリサはがっくりとうなだれた。少女が動くたびに揺れる色素の薄い金に近いその髪は一目でハーフであると感じさせている。その隣には垂れているのに目つきの鋭い、アリサと同年代の少年が仏頂面で立っている。服装を見た限り、使用人見習いのようである。しかし瞳の色素が薄い割に真っ黒な少年の髪は、彼に冷たい印象を与えさせている。
「ソウマ〜どうしたらいいかな〜?」
ため息交じりで隣の少年、ソウマに話しかけるとソウマはアリサの元に歩み寄り鍵盤をゆっくり叩いた。
「ここの時にこう…指を運んで…」
「こう?」
首をかしげながらソウマの方を見るが彼は鍵盤を見たまま答える。
「そうだ、やってみろ」
およそ使用人とは思えない高圧的な態度で命令するが日常茶飯事なのだろう、アリサは
むっとすることなくソウマの言ったとおりに演奏してみる。
すると先ほどのぎこちなさが消え、次の旋律へと移ることができている。
アリサは目を輝かせながらソウマの方へ振り返る。すると少年は今度は少女の目をまっすぐ見て
「よくできたな、偉いぞ」
そう言いながら微笑んだ。

当時の少女は楽しい記憶でいっぱいだった。ずっとこんな日が続くのだろうとすら無意識のうちに
考えていたのかもしれない。しかし少女の幻想は錆びついた兵器によって飲みこまれ、消失させられた。

少女の日常が非日常へと変わったその日、少女はいつも通り使用人見習いの少年と一緒に屋敷の庭で遊んでいた。
いつも遊び相手がソウマ1人だったので、弟や妹がいればもっと楽しいのだろうと少し欲を出したりしながら。
そんな時、ふいに屋敷の背後に赤褐色の錆の塊が現れた。その錆の塊はみるみるうちに増殖し、屋敷を覆った。屋敷が覆われたその瞬間、呆けていたソウマははっと我に返った。
心臓がどくどくと脈打つのがわかる。関節のきしむ音が身体に響く。
命の危険が感じられたその瞬間、弾けるようにアリサの手をつかみ一気に駆けだした。そのまま敷地から外へ外へ、錆の塊に飲み込まれる屋敷を振り返らずにただひたすら走る。
アリサは状況が飲み込めていなかったらしくまだ呆けたまま、何故自分が走っているのかすらわからない様子であった。ただただ手をひかれながらその目は錆に覆われつつある屋敷へと向いていた。
「おとうさんとおかあさんは…?ねぇソウマ、私のおうち…どうなっちゃったの?ねぇ…」
ぼんやりと、感情のあまりこもらない声で自分の手を引く少年に問う。しかし答えは返ってこない。
ソウマもまたその問いに答えられるほど平静を保てる状態ではなかったからだ。少年はただ「守れ」と言い聞かされていた少女を守るためだけに動いていただけだった。

程なくして大人たちによって安全を確保された少年と少女は、自身が暮らしていた首都が赤褐色の錆の化け物によって壊滅させられたことを知った。そして2人の親が屋敷とともに化け物に飲まれたまま、ついに帰ってはこなかったことも―――――


その日、少女は泣いた。自分の身体が枯れ果ててしまうのではないかと思うぐらいに。少女は少年の胸を借りて泣いて、泣いて、泣いて、そして、決意した。
この手であの化け物を破壊しようと。両親の仇を討とうと。

錆の塊がSABIという化学兵器だと報じられ、またそれに対抗する組織を作ろうとしていることを、アリサは大人たちの会話から聞きつけた。SABIに対抗する組織、その言葉に彼女は思わず目を輝かせた。
それは、あの化け物を目にしてから1年が経とうとしていた頃だった。
「あいつに対抗する組織を作るために人員を募ってるらしいよ!しかも私たちみたいな孤児を!」
聞きつけた情報を興奮した様子でソウマにまくしたてるアリサ。その様子に一瞬眉をひそめたソウマはアリサに問いかける。
「なんだそりゃ、軍隊みたいなものか?訓練とかあるんだろ?辛いと思うぜ?」
「辛いかもしれないけど…でも私、その組織に入りたい!」
「お前が想像しているよりもっと過酷だ。覚悟はできてんのか?」
「覚悟ならとっくにできてる。もう泣かないし、弱音も吐かない」
押し問答の末、強いまなざしでまっすぐに自分の目を見つめられたソウマは1つため息をついた。
「…わかった。オレも一緒にはいる」
ソウマにとっては主について行くことは当たり前のことであったが、そんなことは知らないアリサは思わず目を丸くした。
「え?ソウマも一緒に来てくれるの?」
「不服か?」
「そんなことない!ソウマがいると私、何でもできる気がするもん!ありがとう!」
ぎゅうとソウマの両手を握り、アリサは満面の笑みを浮かべた。
彼女の日常が崩れ落ちた日からなかなか戻ることのなかった心からの笑顔を見て、ソウマは目を見開き、そしてほんの少し頬を緩めた。


少女は少年の手を引いてSABIに対抗するための組織へとはいった。そこでの訓練は想像していたよりも過酷ではあったが、この訓練であの化け物を破壊できるのだと思うと胸が躍った。そして少女は宣言通り、泣きもしなければ弱音も吐かなかった。
そしてアリサは訓練の中で自分の身体能力が恵まれていることを知った。屋敷にいた頃は重いものなどほとんど持ったことはなかったし、過度な運動もしたことがなかった。そのため、自分の潜在能力に気づいていなかった。
敵を叩き潰すためのくるくると回し、踊るように動く。こんなことができたのだと訓練ではじめて知り、自分の力と、それを引き出してくれた組織に感謝した。

組織で訓練を重ねてから数年が経ち、いよいよ卒業が近づいてきた頃、「実地訓練」という名で大きくはないサイズのSABIの討伐訓練が予定されていた。
ついに自分から大切な人たちを奪った敵の一部を破壊できるとアリサはいつになく上機嫌だった。
その様子を見たソウマに軽くたしなめられ、アリサは同じくらいの大きさだった少年がいつの間にか見上げるほどにまでなっていたことに気づき、少し驚いた。
そして、そういう自分も背が高くなったし、眼鏡をかけるようになったし、そばかすができた、と思い返し、時の流れを実感した。
「ねぇ、ソウマ。訓練生を卒業したらどこに配属されるかな?」
ふと、卒業後の自分たちについて想像したアリサはソウマに問いかける。
「さぁな、知らん。」
「ソウマは優秀だからきっと首都圏とかSABIの多い地区へ配属されるんだろうね」
「SABIの多い地区だと?んなとこには行きたくねぇな。汚ねぇから」
ソウマの成績はたしかに優秀だった。どの科目もアリサよりはるかに上位の成績をとっていたが、座学だけはアリサの意地でアリサがトップに立っていた。しかし彼の自己中心的な性格と潔癖さは周りの子供たちを敬遠させており、あまり憧れられる存在ではなかった。
ふとそのことを思い出し、アリサが困ったように小さく笑うと、何が可笑しいのだろうかと小首をかしげながらアリサの目を見た。
「オレは…」
「ん?」
「オレはお前が行くところについて行くだけだ」
そんな告白めいた言葉を不意打ちでくらい、アリサは少し顔を赤くさせながら眉を吊り上げた。
「もう!私はもうお嬢様じゃないんだからそういうこと言わないの!」
「オレは今でもそう思っている」
あたふたし続けるアリサを見ながら平然とそう言ってのけた。その様子にアリサは深くため息を吐き眼鏡をかけなおした。
「明日の実地訓練では気を引き締めないと…」
小さくつぶやいたアリサの横顔を見てソウマの表情は一瞬曇りを見せた。

実地訓練で訪れた先にいたのは小さな錆の塊だった。
その地では大型のSABIはほとんど掃討されており、残りは小さなSABIのみとなっていた。小さいとはいえ本物のSABIと戦うことで今後実地へ向かうことを想定させるとともに、ほんの少しでも訓練生の経験値を上げることが目的らしい。教官の指示に従い、あらかじめ決められていた班で行動しながらSABIを駆逐していく。アリサはソウマとは別の班であったが、班員とともに順調にSABIを片づけていく。そのあっさりと計画通りに進む様を見てアリサは少し違和感を覚えた。
「こんなに簡単なの…?」
これでは両親や大切な人をこんなものに奪われたのは何だったのだろうか。
それとも人類が強くなったのだろうか。
こんなに、こんなにも容易く私の復讐は完了するのだろうか。
小さなSABIを叩く間、ぼんやりとそんなことを考えてしまっていた。
辺りには訓練生が倒したSABIが四散したことによって霧の様な砂の雨が降り注いでいた。
そんな時、アリサは背後に何かの存在を感じた。勢いよく振り向くとそこには赤褐色の壁があった。己の身長よりも高い、蠢く化け物の壁が。
アリサは自分の武器である普通のものよりも長い大槌、槌式を構えなおし直面しているSABIに突進しようとした。
しかし、身体が動かない。
目の前の自分より大きな敵を見て彼女は思い出してしまった。
日常を覆されたたあの日の記憶を呼び覚まされてしまった。
彼女の家を覆った巨大な錆の化け物に与えられた恐怖を、大切な人を奪われた恐怖を、自分や隣にいる少年の命が奪われるかもしれない恐怖を、彼女は一瞬のうちに思い出してしまった。
倒したいのに、破壊したいと心の底から願っていたのに、身体が言うことを聞かない。
身体が情けなくがくがくと震える。
その間にもSABIはアリサの方へじわじわと近づいてくる。彼女の身体を飲み込もうと、じりじりと。
ついにアリサの膝は地面につき、逃げる行為すら拒絶した。
どうしようもなくなって敵から目をそらそうとしたその時―――

「え…?」
見慣れた背中が壁を作った。
遮られた視界の端からは錆の化け物が核を破壊されて飛び散り、砂飛沫が舞う様が見えた。
すぐあとに壁は小さな舌打ちと「汚ねぇ」というつぶやきを漏らした。
「ソウ…マ…?」
その声に振り向いた馴染みの少年は綺麗好きであるにも関わらず顔面にべっとりと錆が顔に張り付いていた。さらにSABIを破壊したばかりであるためか、普段から鋭い眼光がさらに鋭く、アリサに駆け寄ろうとしていた周りの者は返り血を浴びた修羅を連想させ、思わず身を強張らせた。
「怪我はないか?」
「大…丈夫…」
至極いつもどおりに話しかけてきたソウマを見てアリサは長い溜息を吐いた。
「ソウマ、ごめん、ごめんね」
ため息の後に出てきたものは謝罪の言葉だった。
自分は覚悟を決めていたと思っていた。でも覚悟を決めたつもりになっていただけだった。自分はまだまだ弱い存在で、あの時とほとんど変わっていない。1人で敵に立ち向かうどころかおびえてしまって、結局はソウマの身も危険に晒してしまった。
謝罪の言葉が頭の中で次から次へと溢れてくる。しかしそれを口にできず、何か言おうとしても声が震えてろくに言葉を紡げない。
アリサは震える手でソウマの腕を掴んだ。ソウマは何か察したように膝をついて右手をアリサの後頭部に添え、軽く自分の方へと抱き寄せた。
その瞬間、それを待っていたかのようにアリサの目からはぼろぼろと涙がこぼれ始め、止まらなくなった。
大切な人たちを失ったあの日から泣かないと決めていたはずなのに、涙は止まってくれなかった。
アリサは実地訓練の終わりを教官が伝えに来るまで子どものようにひたすら泣きじゃくっていた。
まるで、今まで我慢していた分の涙まで流してしまわんとばかりに。


訓練の中で少女は己の弱さを知った。だからといって彼女の心は折れることはなかった。少女は己の弱さも知った上で、さらに強くなろうと決心した。また彼女は実地訓練の時にいつも自分の隣にいてくれた幼馴染の存在の大きさを知った。彼のように強くなろうとも思った。少女はそれを少年に伝えるところ、あっさり否定されたのはまた別の話である。
卒業試験を終え、訓練生はそれぞれの配属先へと旅立っていく。その先に待っている過酷な戦いの日々を覚悟しながら。
それは元・お嬢様の少女と元・使用人見習いの少年もまた同じであった。


「明日からカンサイ支部かー。一緒に頑張ろうね、ソウマ!」
「あぁ」
アリサに笑顔を向けられたソウマはいつも通りの仏頂面で短くそう返す。
「そういえばソウマ、なんで髪染めたの?」
アリサの記憶が正しければ訓練生卒業式の日はまだ黒髪だったはずだ。そして配属先がカンサイ支部だと決まった次の日には髪が栗色に染まっていた。
「間違われたくない奴がカンサイで働いていると聞いた」
正確には本人からメールが届いたのだが、その事実を認めたくないのかソウマは何気なく言い方を変えた。
「ソウマって兄弟いたっけ?」
「いや、いない」
「じゃあ親戚とか?」
“親戚”という単語を聞いて黙り始めたソウマを見て図星と判断したアリサはそれ以上詮索するのを止めた。もしかしたら向こうに行けば会うことになるのかもしれない。それまでどんな人物なのか想像しておこう、と思うことにした。
「でも、ソウマが一緒で良かった」
軽く伸びをしながらアリサは言う。
「…そうだな」
「やっぱりソウマが一緒だと何でもできる気がする」
少女は挑戦的な笑みを浮かべ、それを見て少年は小さく微笑んだ。

がりがり

先日は絵チャありがとうございましたー!
なかなかなフェチサマーになったと思いますww


途中、コタさんのフェチの話になったときに
キョンちゃんの眼鏡選びデートとか美味しすぎるネタを貰ったので
メガネキョンちゃん描いてみました

コタさんにキョンキョンしてもらえたら儲けもんなんですけどね(笑)

何気にキョンちゃんの腕が初公開なんですが、まぁ裏設定というほどでもないですが
ここでキョンちゃんの体の構造の話でも・・・

キョンちゃんの腕にはでっかい刃物が内蔵されてまして、戦う時はそれを出してるわけですが
普段は腕の中に(どうなってるのかは謎ですが)しまわれてます
で、腕の中にでっかい刃物をしまっておくためには封印が必要になっていて
その封印が普段つけてる手錠(鎖部分が超伸びる)か、腕に3枚の札を貼りつけるかなんですねー
手錠がついてない時はお札を貼ってるんですが、これがとれるとたちまち腕の皮が
バッカルコーンってなって刃物が出てきちゃいます
だから↑の状態だと刃物出ちゃう状態なんですけど、今回は特別扱いでお札貼ってないです←

余談ですがキョンちゃんの腕は武器内蔵の痛みを軽減するためにほとんど神経が通ってないとか

腕に貼るお札はおでこに貼ってるのと同じものです
たしか1回だけビキニメモ(リレー?)で描いたような・・・

ちなみに腕の縫い傷のコンセプトは「痛そう」です


がりがりオリキャラ描くのも楽しいですねー

ブ・・・ブログで

「ブログでわっしょい」ってなんですか・・・!!
それをいうなら「ブログでわしょーい!!」でしょうが!!


ところでこの前、夢にかめのさんが出てきました
かめのさんとでっかい公園を歩きまわってたんですが、でかくて長い滑り台に
テンションが上がった私は近くにいた男の人と一緒に立体機動ごっことかなんとか
言いながらかめのさんをほっておいてハイテンションで滑り台を駆け下りていましたw
その時に私は進撃のセリフを言っていたつもりなんでしょうが、たぶんジョジョのセリフだった
んじゃなかろうかと起きてから自分につっこんだり・・・
基本的に私は変な夢を見てます(笑)


あと、「自由への進撃」買いましたー
めっちゃ聴いてます(笑)
聴いてるとテンション上がりますね!!


前回のキャラ投入で書き損ねたことがいくつかあるんでそれを書いとこうと思います

キャラ、最初は3人の予定だったんですがなんかもう1人思いついちゃったんで4人になりましたw
で、名前のイニシャルがS、A、Tだったんで並び変えたらSTARになるなーって思って名前がレイになりました
蛇足ですが、LだったらLASTですね
なんかこんなこと前にもしたなーと思ってたら
中学ぐらいに考えたオリキャラ4人組がまんまこの名前のつけ方してましたwww
歴史は繰り返すというやつですね←
ソウマたちのチームは別名星組だったり、清掃委員会だったり・・・
あといつもソウマがリーダーだと勘違いされてます(笑)

ソウマとアリサは幼馴染なんですが、関係は使用人の息子とお嬢様って感じです
アリサと同じ年頃の子が周りにあまりいなかったからソウマが遊び相手になってました
2人は首都に住んでたんですが、SABIで家族を失ってしまったもんですから
互いに家族っていう認識が強いです
ソウマは地毛は真っ黒です。染めてます。話には全く関係ないですけど(笑)

あと、タロウは孤児じゃないんですが目の前で父親がSABIに飲みこまれてます
兄弟が割と多くて、さらにSABIの脅威を目の当たりにして「下の子たちを守ってやりたい」
という気持ちで訓練生になったとか
普段は年上のソウマやアリサには敬語ですが、戦いの時は敬語じゃなくなります
設定がいきる機会はないと思いますがタロウは元野球部です。だからこんがり日焼けしてます(笑)

レイはなんかよくわかんない←
けっこう人を観察してて、よく存在を忘れられるタロウのことも同じチームになったときに
訓練の時に見かけたとかで覚えてます、レイだけ
ソウマとレイは同じチームになりたくない奴ランキングで上位にはいってますww

だいたいこんな感じですかねー
他の人と絡みたいw
あといろいろ考えてるうちに支援側の人思いつくという←
ギリギリ対SABI用武器扱えなかったぐらいの年齢っていくつぐらいなのかなー


ピクシブのほうではあともう1個ぐらいマルジャン漫画だすんで流しといてくださいw
それ出せたら水着男子描くんだ・・・
うごメモはなんか今やる気が出ないです・・・ぼちぼちやっていきます

騒がしい彼ら

人気のない街、そこにいるのはSABIと呼ばれる化学兵器
そして、3人の男女

SABIのゆったりとした動きをかわしつつ、
1人の青年が両手に持つ剣で目の前の錆色の敵に切りかかる
しかしその直前青年の方にSABIは自信の腕を大きく突き出し、青年を飲み込もうとした
「チッ」
青年は舌打ちしながら、切りつけようと前へ乗せた体重を後ろへかけなおし飛び退いた

「ソウマ!!」
体勢を整え、再び攻撃をしようと構える青年、ソウマに向かって切羽詰まった表情の青年が
ズカズカと近づきそしてー
ソウマの頬へ平手を打った
辺りにはその乾いた音が響きわたる
「またそうやって勝手に突っ走って!単独行動をするなと何回言ったらわかるんだ!!」
「・・・うるせぇなタロウ。勝手にやらせろ」
ソウマは叩かれた頬を気にすることなく青年、タロウを睨みつける
これはきっと彼らの日常茶飯事なのだろう。それを傍で見ていた少女は「あのー」と小さく片手を挙げた
「なんか、囲まれちゃってるけど・・・」
「「・・・」」
一瞬間をおいてからタロウはため息をつき、少女に問いかける
「アリサ、どうすればいいと思う?」
その問いに少女、アリサは小さく首をかしげる
「うーん、私が周りのSABIを削って、ソウマが攻めて、タロウがとどめを刺すって感じかな?」
「やっぱりいつものパターンか」
「そうだね!」
あきれ半分で言うタロウにアリサはにっこりとほほ笑み、かけていた眼鏡を押し上げた
じわじわとこちらに近寄ってくる錆の塊を前にして、アリサはくるくると手に持った
大型のハンマーよりもさらに長いハンマーを回し始める
「ちゃんと削れそうか?」
ソウマが小さくアリサに向かって問いかけると、アリサは先ほどまでとはまた違った挑戦的な笑みを浮かべた
「当たり前だよ!ソウマがいれば何でも出来そうな気がするから」
その言葉を告げた後、アリサはハンマーをバトンのように回しながら周りのSABIたちへと躍りかかっていった。
まるで舞を踊るかのように

近くにいたSABIたちを削り、動きを鈍くしたところでソウマは地を蹴りその奥のSABIに切りかかる
その切り口から砂状ではないものが露出する。それがSABIの核であり、それを破壊されるとSABIは消滅するのだ。
「あとはお前が掃除しろ」
自分の仕事は終わったとばかりに視線をタロウに送るソウマ。それにやれやれと首を振りながら
タロウは文字通り「掃除」を開始する
ぐるぐると棒状のものを振りまわし、SABIにぶつける。ソウマによって核を露出されたSABIは
その攻撃ではじけ飛び砂の雨を降らせた
「まだとりこぼしがいるみたい!」
周りを確認しながらアリサが声をあげる
「わかってる・・・よっ!!」
棒状の武器を振りまわすのをやめ、核を露出させていないSABIに向かってそれを槍のように突き刺した。
もっともそれは槍ではなくデッキブラシなのだが

「あれあれあれー?」
3人が戦っている場から少し離れた場所
そこから戦闘の様子をうかがっている人影が1つ。まるで面白いものを見るような目でニヤニヤとしている
見物人の見た目は10代前半と言ったところだろうか
その顔は中性的で整っているが、大きくギョロギョロとしたクマのできた目がそれを台無しにしている。
「まだ残ってるみたいやん?」
独りごちながら少年は立ち上がり、脇に置いた槍の束から1本槍を引き抜いた
それを持ちながらしばらくウロウロした後、少年は助走をつけながら手にしていた槍を投げ抜いた

あたりはSABIによる砂の雨が降り視界が煙っていた
その様子を汚物を見るような目で睨み、ソウマはその場を立ち去ろうとしていた。だが
「アリサ!!伏せろ!」
遠くから飛んでくる飛来物にいち早く気付きアリサの頭を地面に押し付けた
「ふぎゃっ」
潰れたアリサの悲鳴とともに飛来物はアリサの頭があった場所を通り抜け、残っていたSABIを撃ち抜いた
その様子を見たタロウはわなわなと震えながら
「レイ!!!お前は投げる場所をいいかげん考えろ!!!」
遠くにいるニタニタと笑う少年を怒鳴りつけた




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って感じでどうでしょうか?^^;
とりあえず4人出したくて詰め込んだらひどい有様になってしまいました・・・w

キャラはこんな感じです

4人はカンサイ支部的なところでチーム組んでSABIと戦ってる的設定です

で、あと武器

武器がなんか残念な感じがします・・・

4人を掘り下げる話でも書けたらいいなーとは思ってます
・・・ホントソウマは今影響受けてるものの影響強すぎるww

ここはこうがいいとかそんな意見あったらどうぞー